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慣れ

(´・ω・`)そういやよ?アタシら床屋は

『誰かが死ぬ』

っつうのに、慣れてるんだよ

 

より正確に表現するなら

死を受け入れる事に、慣れていると思うのだ

 

 

(・´ω`・)いや、そん中でも

もしかしたら、少しおかしな感性なのかもしれないが

 

 

(´Д`)こないだ

 

社内で、たまに見かけてたヒトが

例のアレで亡くなった

 

っつう、お客さんが居てな?

『見知った顔が居なくなると、恐怖が増す』

 

と、言っていたのさ

そんで、気づいたのですが

 

 

(´・ω・`)フツーにしてりゃあ

親兄弟以外の、見知った顔が居なくなるっつーのは

コリャよく考えたら、なかなか無いのか

 

 

(・´ω`・)でもワシらにゃ、フツーなんだよな

 

気心が知れてたり

自分を気に入ってくれてたり

自分も気に入ってたり

ヘボな頃、お世話になってたり

 

来れば近況報告に

知識、経験の話

入れ知恵をくれたり

 

笑ってくれたり

笑わせてくれたり

 

嬉しかった事や

アタマにきた事

好きな事

嫌いな事

 

(・´ω`・)おい、どうしちゃった?

っつうほど、ワケワカンネー語りを食らったり

 

(´・ω・`)わざわざ床屋に

限りあるお土産を、持ってきてくれたり

 

 

(´・ω・`)実はそんなに

社員同僚みんなの人生なんか、知らないだろう?

義理を超えた付き合いの社員なんて、何人居るかね?

身近な人間にこそ話せない話、もあるよな

 

 

ワシら床屋は、ヘタに仲間であるより

誰かの事を、知ってんだ

 

その誰か

一回一時間程度でも

何年にもわたって、友好的で居られたヒトが

 

 

(・´ω`・)居なくなるのを

何度となく経験する

 

 

しょっちゅうって程でもねーけども

フツーに居なくなるのに、慣れてるらしいのよ

何を言おうが、どう思おうが

受け入れるしかないからな

 

 

嫁さんが亡くなったり

そんでも側に居てくれた、ペットも亡くなったり

だんだんと、小さくなって居なくなる

 

 

(・´ω`・)ボケが見えでもしたら

ほんの一瞬で居なくなるし

 

 

(´・ω・`)急死だって、別に珍しくねー

 

平気そうにしてたヒトが

癌が急に悪化したり

そんで身内がわざわざ挨拶来たりな

 

 

(´・ω・`)医療の方々より

たぶん平均的に

人格に深く関わり知った誰かが死ぬ数は

多いんじゃないかな?

 

 

 

 

(´・ω・`)ヒトは死ぬもんだ

そんで

多くは上から死んでくのも

たまにゃ若いのウチに、くたばるのも

フツーのこった

 

(・´ω`・)ソレがちっとばかり加速したり

数が増えたところで、なんだっつうのか?

 

 

(´・ω・`)思い付いた例え話なんだけどよ?

 

①カネはまわったまま、急死する

②ジワジワとゼニがまわらず追い詰められて、自殺する

 

どっちにする?

どっちがマシか?

 

 

 

(´・ω・`)うむ

選べたら、選んでいいんだが

 

(・´ω`・)強制的に②にさせられてる方々を思わない

仕方ないで、押し通す

そんな社会は、良い社会なのか?

 

 

なにか、狂ってはいないか?