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日本人の誇り

あるわけねーだろ?そんなもん
このカワハラに、日本人の誇り!
という角度の思考はありません

 


というわけで、態度の悪いブログのお時間です
まあ、落ち着いて聞け

いつものように、長い前フリいくぞー?

 


お客さんに選ばれる床屋って、なんじゃろう?
お客さんは、通う床屋を、なにで選ぶんじゃろ?


住まいの近く、職場の近く
子供の頃から同じ店
店が新しい、キレイ
有名店、大手チェーン
高い、安い
気が合う、おもしろい
丁寧
いつも賑やか

落ち着ける
静か、上品
特化した特別な技術



私に思い付くのは、こんなもんか?

これらのうち
床屋1人、店1つが持てる武器には限りがあります

誰も、どんな職人だろうが
一人一人、状況や相手に合わせた適正解を教えてはくれません


それに
プロだろうが、どれほど修行しようが
向かないモノ向きませんし
興味が湧かない技術は、練習したって大して伸びやしません


そんな中
自分にできる事、やりたい事、やりたくない事
向いている事、向いていない事
なるべく理解し、選び、工夫し努力して
私たちはサービスするわけです

なるべく
喜んでもらいたいですし
楽しんでもらっても嬉しいです


私は、ですが
正直、向いていると思って就いた仕事ではありませんでした
ただ、性格から
『集団プレーは向いてねー』
と知っていて、親も床屋だし


なにより
やりたい仕事も、なりたい自分もありゃしねー
でも、暇潰しできるゼニくれー稼がなきゃならんしな

 


私が床屋になった理由は、この程度

ところが
これが思いのほか、自分に向いていた
お客さんに、暇潰しに付き合ってもらって
お代をいただける
バカ話をしたり、喜んでもらえる

 


じゃあ、なるべくやろう
楽しんで、喜んでいただけるように

 


これ

 

まがりなりにも自分で選び

なんだかんだと磨いてきたいろいろで

 

なるべく料金に劣らないよう、サービスする義務や責任

選んで、通っていただくっつう手柄

 

誇りっつうのは、そういうのに持つもんなんじゃねーかなー?

と、思う

っても、他人に価値観の強制や矯正をしたいわけではない

 

 

わたしゃ、自分が日本人に生まれた事は、幸運の類だと思ってます

でもそこに、自分の手柄は一切無い

努力も無い

 

なので、そこに誇りは全く無い

たとえ話をするならば
受験でもしなきゃ
生まれた地域で、中学卒業までの所属が強制されるじゃん?
自分の罪や手柄は関係ナシの身分です


ほれ
『~中学の生徒として、誇りと自覚を持って夏休みを過ごしてください』
みたいな事、センセーに言われた事ねーかな?

選んだわけでもねーそんな身分に
持つわけねーだろ?っつうんですよ、誇りだの自覚だのさー


私にとって
生まれた国なんてそれと変わらない話だと思うのです
愛国心の強いヒトが見たら怒るかもしんないけども

なんでまた、イキナリこんな話かって?

意味なんてねーやな
通勤ランニング中の暇つぶしに思いついた話を
好き勝手に書いてるだけじゃもの

 

 

でもまー日本人で良かったのは間違いない

なんせ、宗教が強めの国で作られた漫画より

はるかに自由に作られたたくさんの漫画で、暇つぶしできるんだもんなあ